「あんた達、最低!人の容姿で笑うなんて!」若い女の子の発言にハゲ頭は号泣
私の薄毛プロフィール
40代、男性、団体職員
薄毛経過&今後の目標・・・私はじわじわと薄毛が進行してきており、生え際とつむじ部分がかなりやばくなってきています。職場の先輩が薄毛なので、生き方に刺激を受ける事も多いです。元の頭を取り戻せるならそれが一番いいのですが、そんな事は無理なので、育毛剤などで抵抗しつつ潔く自然の経過を受け入れたいと思います。
私の薄毛体験談
私と、私の薄毛仲間(先輩)のエピソードです。私は、おでこの生え際と頭部がだんだんと怪しくなってきており、私の薄毛仲間で職場の先輩のH先輩は、頭部が完全に剥げていて、横に髪の毛が申し訳ない程度にある感じです。そんな2人がある夜、居酒屋で、いい感じでお酒を飲んでいた時のお話です。お互いに仕事には真剣に向き合うタイプなので、話は盛り上がり、ついついお酒も進んでいったのですが、気づいたら3時間はたっていました。H先輩もいつも以上にお酒のピッチが早く、かなり仕事のことで疲れていたのだと思います。
そんな中、近くの席には、合コン中と思われる6~7人の若い男女のグループがいて、そこの男たちが、H先輩のハゲ頭について、笑いながらささやきはじめました。H先輩はけっこう酔っていたので、気づかなかったようですが、私には、はっきりと、「あんなハゲにはなりたくねーよな~」とか言っている若い男の声が聞こえてきました。私も酔っていたので、つい、その若い男に向かって、あからさまに「どうせお前もはげるんだぞ」とつい、大きな声で言ってしまいました。
すると、若い男は、その声を聞いて、立ち上がり、こちらに来ようとしました。「しまった」と思ったその時に、そのグループの若い女性がすっと、立ち上がって「あんた達、最低!人の容姿で笑うなんて!」と大きな声で若い男をしかりつけました。他の若い女の子も賛同して、気まずくなった若い男たちは、その飲み屋から去っていきました。途中から自分のハゲ頭のことで、もめ事が起きていることに気づいたH先輩は、その若い女の子の発言に号泣をして、深々と頭を下げてお礼を言っていました。
その後、若い男たちの変わりにはなりませんでしたが、既婚者ハゲと既婚者薄毛の2人で、女の子グループと一緒にお酒を飲むことになりました。もちろん話題はH先輩のハゲ頭のことです。普段の努力を涙ながらに語っていました。育毛剤の使用について、奥さんに「どうせ生えないのに、高い水を頭にかけて」と嫌味を言われていることや、カツラは絶対に使いたくないという、本物志向の心意気を熱く語っていました。
その話がいたく面白かったようで、女の子グループの受けはよく、最後は「H先輩のハゲを若い力でなおそう!」とみんなで手を取り合って、盛り上がりました。本当に何かをしようとしていて、何がはじまるかとみていると、「刺激が必要です」と酔った女の子が言ったので、私たちはドキドキしていると、若い女の子がお絞りでH先輩の頭をペンペンしだしました。30分ぐらい、かわるがわる女の子がペンペンしていました。H先輩はM気もあるので、なんだかうれしそうでした。そんなH先輩のキャラもあって、勢いは増すばかり、最後はひっぱたく感じになっていました。もちろん、その時は、みんなベロベロ状態でした。
その後、どう帰ったかは私もH先輩も覚えていませんが、次の日、H先輩は、キスマークではなく、ものすごく赤く晴れているハゲ頭を奥様に指摘されて、説明できない日々が続いたとのことでした。もちろん毛は一向に生えてきていないです。
薄毛仲間へ一言メッセージ
人生いろいろあるけど、悪いことばかりではありませんね。人の温かさや仲間の有り難さをかみしめて生きる今も、まんざらでもないなと思えます。