髪の力    ~薄毛研究室~

【ナースみこ】の薄毛、抜け毛に関するお悩み解決サイト

費用はいくら位?みんなが知りたいAGA治療の全て

薄毛の症状は一度始まるともう治らないイメージがありませんか?「出会いを求めているのに、積極的に行動できない…」薄毛だとこんな風に感じてしまいますよね。しかし病院やクリニックで薄毛治療を受けると治る事があるため、最初から諦める必要はありません。今回はみんなが知りたいAGA治療についてご紹介したいと思います。

薄毛治療でよく聞くAGA治療って何?

薄毛治療ではAGA治療という用語を良く目にする事があります。薄毛治療を受けた事がない方だと「AGA治療と言われてもどんな事を行うのか良く分からない…」と感じませんか?そんなあなたに、まずは AGA(男性型脱毛症)とはどういうものであるか、説明していきたいと思います。

男性の薄毛に多いAGA

男性の薄毛に多いのが AGA(男性型脱毛症)と呼ばれる症状です。AGAでは主に次のような症状が見られます。

 額の生え際から薄毛が始まるM字型
 つむじから薄毛が始まるO字型
 額の生え際とつむじから薄毛が始まるU字型

一度AGAの症状が始まると少しずつ進行していくのが特徴の一つです。AGAを放置すると側頭部や後頭部の髪の毛だけ残してハゲ上がってしまう事がありました。老人性の薄毛ではないため、若い年代の方でAGAの症状が始まると悩みが大きくなりやすいです。

若い年代でAGAが始まると言われても「年齢を重ねてもフサフサな人が居るけど如何して…」と思いませんか?AGAは遺伝が大きく関係しており、ハゲ家系の人はAGAを発症しやすいのです。特に母方の祖父が薄毛の場合は注意です。

AGA治療って何?

AGAの症状を予防する、または発毛させていくのがAGA治療です。予防するAGA治療のみでは現状維持に留まりますが、発毛させるAGA治療なら悩み解決が期待できます。脱毛症と言ってもいろいろな種類があり、中には円形脱毛症(10円玉の大きさでハゲる)もあります。しかしAGAと円形脱毛症では症状も原因も異なるため、円形脱毛症の治療を受けてもAGAは治らない可能性大です。

AGA治療の対象者と実施施設

AGAは男性ホルモンのテストステロンが大きく関わっています。テストステロンは思春期以降から分泌量が増えるため、早い人だと10代でもAGAの症状が始まる事がありました。しかしAGA治療は何歳からでも受けられる訳ではありません。ある程度の年齢に達しないと受けられない事があるのです。

AGA治療の対象者は18歳以上

多くの病院やクリニックで AGA治療の対象者は18歳以上となっています。18歳以上でも未成年だと親権者(両親)の同意が求められますので、AGA治療を検討している未成年者は注意して下さい。親権者同意書という書類が必要になりますが、医師によるカウンセリングを受ける際、親権者と一緒に来院すれば同意書不要です。

年齢の上限はありませんので60代以降からでもAGA治療が受けられます。ただし年数が経過するほどAGAの症状が進行し、治すのが難しくなるため、なるべく早いうちにAGA治療を始めたほうが良いでしょう。

AGA治療の実施施設は何処?

AGA治療は病院やクリニックの何科で受けられるのか分かり難いですよね。内科や外科、アレルギー科、小児科などいろいろな診療科目がありますが、一般病院の場合は皮膚科でAGA治療が受けられます。クリニックでAGA治療を受けたい場合は美容皮膚科美容外科といった診療科目です。中にはAGA治療専門に行うAGAクリニックもあります。

AGA治療の内容と費用

AGA治療は保険が効かない自費診療となっています。自費診療では病院やクリニックが自由に費用を決められるため、病院やクリニックによって費用が異なります。AGA治療の内容によっても費用が異なるため、幾ら掛かるのか分かり難いですよね。そこでAGAの治療内容や費用について詳しくご紹介していきましょう。

内服薬の処方

AGA治療の種類のうち、最も一般的となっているのが内服薬の処方です。プロペシアというAGA治療薬の名前を聞いた事はありませんか?プロペシアではAGAを予防する効果があるフィナステリドを主成分としています。

1日1回、プロペシア内服薬を口から飲んで使用します。プロペシアの服用で発毛が見られる患者さんも見られますが、現状維持までと考えておいて下さい。一般病院の皮膚科で受けられるAGA治療はプロペシアの処方のみです。発毛まで考えている方はクリニックに来院しましょう。

プロペシアの副作用

プロペシアには次のような副作用が見られます。

 性欲が落ちる
 勃起不全
 精液量が減る
 発疹
 じんましん
 肝機能障害など

稀なケースではありますが肝機能障害は重大な副作用です。

プロペシアの費用の目安

プロペシアは1錠250円、1か月7,500円の費用が目安です。効果が出ても服用を中止すると、またAGAの症状が始まります。効果を持続させるにはプロペシアの服用も続けないといけません。治ったからと油断しないで下さい。

外用薬の処方

外用薬では ミノキシジルを主成分にしたものが良く用いられています。 血管拡張による発毛効果が期待できるのがミノキシジルです。日本の発毛剤リアップにもミノキシジルが配合されています。1日2回、頭皮にミノキシジル外用薬を塗って使用するのが基本です。クリニックであればプロペシアとミノキシジルの併用も行えます。

ミノキシジルの副作用

ミノキシジルの副作用は次の通りです。

 性欲が落ちる
 頭痛
 手足のしびれ
 低血圧
 不整脈
 動悸
 多毛(眉毛や腕毛など他の部位の体毛が濃くなる)

ミノキシジルの費用の目安

ミノキシジルは1か月7,000円から1万3,000円ほどの費用が目安です。リアップであれば1本7,600円ほどで販売されています。ミノキシジルも効果を持続させるには使用の継続が必要です。効果が出るまで3か月から6か月は見ておきましょう。

注入療法

薄毛が見られる頭皮に直接有効成分を届けるのが 注入療法です。育毛カクテルを頭皮に注入するハーグ療法は注入療法の中でも特に発毛率が高くなっています。ハーグ療法には気になる副作用は殆どありません。「プロペシアやミノキシジルでは副作用が気になる…」という方でもハーグ療法なら安心です。

ハーグ療法の費用の目安

ハーグ療法は回数によって費用が変わります。回数8回であれば120万円ほどの費用が目安です。120万円と言われると高額な費用ですよね。しかしプロペシアやミノキシジルと違い、治療終了後でも効果が持続しやすいのがハーグ療法です。

検査費用の目安

クリニックではAGAの検査費用が発生します。副作用の有無を調べる血液検査、 薄毛がAGAかどうか特定するAGA遺伝子検査などがあります。血液検査は5,000円から2万円ほどの費用が掛かります。AGA遺伝子検査では2万円から3万円ほどの費用が目安となっています。

AGA治療のメリット、デメリット

「AGA治療にはどんなメリット・デメリットがあるの?」という疑問はありませんか。そんな方のために詳しく紹介していきます。AGA治療のメリット・デメリットを事前に知る事は意外と重要です。病院やクリニックに来院する前に参考にしてみて下さい。

AGA治療のメリット

AGA治療の大きなメリットとなっているのが医学的根拠がある点です。 効果が出るのか出ないのかハッキリしない方法を続けるのでは余計な時間と費用が掛かりかねません。そんな時でも安心して継続できるのがAGA治療です。「育毛剤を使用しても効果が出ない…」という時にもAGA治療の魅力は大きいです。

AGA治療のデメリット

ただし医学的根拠があってもAGA治療の場合、100%効果は保証できないというデメリットがあります。人によっては殆ど効果が出ない事があるのです。末期までAGAが進行すると、AGA治療の効果が出難いために注意して下さい。

その他にもAGA治療は費用が高いというデメリットがあります。 人によってAGA治療に幾ら費用を掛けているのか違いがありますが、1か月7,500円以上は掛けていると思ったほうが良いでしょう。

「一般病院の皮膚科では1回ごとの支払だったけど、クリニックではAGA治療の契約が必要だった…」という事はありませんか?本当に効果が出るのか分からないのに、最初に大きな契約を結ぶのでは不安に感じませんか?そんな時は都度払いできるクリニックを選んでおくと、効果を見ながら費用の支払ができます。   

AGA治療が受けられるクリニック紹介

本気で薄毛を治したいなら、病院の皮膚科よりクリニックに来院したほうが良いです。「どのクリニックでAGA治療が受けられるのか、もっと具体的に知りたい…」そんな方のためにいくつかのクリニックを紹介いたします。クリニックの選び方が分からない時も参考にしてみて下さい。

AGAスキンクリニック

AGAスキンクリニックでは最先端の育毛専門治療が受けられます。価格の安いジェネリック医薬品を取り扱っており、3,400円からの費用でAGA治療を始められます。

薄毛治療薬の費用(税込)
フィナステリド 初回3,672円/2回目以降6,480円
オリジナル発毛薬
(フィナステリド/ミノキシジルなど配合) 1万5,120円~2万3,760円

湘南美容外科

湘南美容外科では初回限定1,800円の費用でAGA治療が始められます。スマホで出来るオンライン診察も受付しており、待ち時間が気になる方にも便利です。2018年7月の時点で全国に76院あり、幅広い地域の方で通いやすい美容外科となっています。費用の現金一括払いでは無理な時は医療ローン(分割払い)で支払する事も可能です。

薄毛治療薬の費用(税込)
フィナステリド 初回1,800円/2回目以降3,000円
ロゲイン(ミノキシジル配合) 5,832円

AGAヘアクリニック

AGAヘアクリニックでは月額5,500円からの費用でAGA治療が受けられます。「AGA治療を受けたいけど出費が大きいのでは困る…」という方には魅力ですよね。テレビ電話診察も受付しており、AGA治療の敷居が低くなりました。

薄毛治療薬の費用(税込)
フィナステリド内服薬 5,500円
ミノキシジル外用薬 1万3,000円

まとめ

AGA治療について詳しく紹介してきましたが参考になりましたか?簡単にまとめると次のようになります。

 AGA治療が受けられるのは18歳以上から
 AGA治療は病院の皮膚科、美容皮膚科や美容外科クリニック、AGAクリニックなどで受けられる
 AGA治療には内服薬や外用薬、注入療法などがある
 AGA治療には医学的根拠がある
 AGA治療は100%効果が出る保証はない

いろいろなAGA治療から自分の症状や予算に合ったものを選べるのが良いところです。「髪の毛が薄くなってきたがスキンヘッドにはしたくない…」そんな時は医師によるカウンセリングを受けてみると良いでしょう。