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薄毛の原因は間違った髪の毛の洗い方に!正しい洗い方を全公開!

薄毛で悩んでいる男性、いや、女性も含めて世の中には意外に多いというのをご存知ですか?そして多くの人は、薄毛改善のために育毛剤や育毛トニックを使って対処しようとしていますが、実はそれ以前の問題をクリアしなければ、どのような素晴らしい育毛剤もその効果を発揮できない、ということもご存知でしょうか。実はそれが髪の毛の洗い方なのです。髪の毛の洗い方が間違っていたら、どのような育毛成分もその効果を十分に発揮できません。驚いた人も多いでしょうか。ここではそのような薄毛と間違った髪の毛の洗い方の関係、そして本当の改善策をご紹介していきます。

薄毛の原因は間違った髪の毛の洗い方にある?

2015年に行われた株式会社ナガセ ビューティケアの20~60代の働く女性を対象にした調査によれば、自分が薄毛だと感じて悩んでいる女性は全体の7割もいました。そしてその改善策として大切だと思っていることは 1位「ストレスを溜めない」、2位「正しい食生活」、3位「睡眠をとる」でした。

これらは女性の調査ですが、男性でもおそらくさほどの意識の違いはないでしょう。つまりほとんどの薄毛に悩む人は、ストレス、食生活の偏り、不十分な睡眠に薄毛の原因を感じているのです、それらは決して間違ってはいませんが、しかし重要な原因の要素を見逃しています。それは、間違った髪の毛の洗い方なのです。むしろ薄毛の第1要因はここにあるといって過言ではないでしょう。

なぜ間違った髪の毛の洗い方が薄毛の原因になっているのでしょうか。

薄毛と髪の毛の洗い方はどんな関係がある?

ここからは、薄毛と髪の毛の洗い方の関係について解説しましょう。

薄毛の最大の原因は「頭皮環境の悪化」

薄毛というのはある意味物理的な現象です。ですから実は原因と結果が非常に現実的に明確なのです。その原因とは 「頭皮環境の悪化」です。髪の毛は頭皮という環境の中で初めて発毛し、育ちます。したがって、養分が少なく乾燥している畑にまともな植物が育たないように、悪化した頭皮環境では髪の毛がまともに生え、育つはずがないのです。

ストレスも、食生活も、睡眠も、それは「悪い頭皮環境をもたらす」一要因なので薄毛の原因になるわけです。薄毛に悩む人はまずその厳然とした事実を自覚しましょう。その中で1番大きいものが髪の毛の洗い方です。

ではその悪い頭皮環境と髪の毛の洗い方はどのような因果関係にあるのでしょうか。

皮脂の過剰分泌が薄毛をもたらす

頭皮環境が悪化している、ということを別の言葉で言うと、 頭皮で皮脂の分泌が過剰になっている、ということです。過剰分泌された皮脂は毛穴に詰まり、それによって頭皮は呼吸できなくなります。さらに毛穴に詰まった皮脂は酸化して細菌の栄養分になり、毛穴の炎症を導きます。その結果、毛根や毛母細胞がダメージを受けるので、発毛作用が阻害されて薄毛になるのです。

頭皮の乾燥が薄毛をもたらす

しかしそれでは皮脂は少なければいいのかというとそうではありません。乾燥した頭皮もまた悪化した頭皮環境の1つです。なぜかというと、2つ理由があります。

1つは乾燥によって皮脂本来の機能である皮膚を覆って水分の蒸発を防ぎ、異物が外部から侵入するのを防ぐというバリア機能が作用しなくなるからです、外部からの異物は毛穴に入り炎症を起こして薄毛をもたらします。

2つめは、実は乾燥こそ皮脂の過剰分泌を誘引する、ということです。この一見逆の作用は、このように発生します。頭皮が乾燥すると、脳はバリア機能の低下を感じてそれを解消するために皮脂の分泌を増やすように指令を出します。それが適度に止まればよいのですが、ほとんどの場合 皮脂を出し過ぎるため、その結果皮脂の過剰分泌をもたらすのです。それによって、上でも述べたように頭皮上の皮脂は「足りない」から「過剰」に移行して薄毛の原因となるのです。

皮脂の過剰分泌も乾燥も間違った髪の毛の洗い方に原因がある

ではなぜ皮脂の過剰分泌、そして乾燥が起こるのかと言えばまさに髪の毛の洗い方が間違っているからです。 ごしごしと強く髪の毛を洗い、油分を奪う強烈なシャンプーを使えば皮脂は頭皮から奪い去られて乾燥します。かといって効果のない髪の毛の洗い方をすれば皮脂が頭皮上に残って皮脂の過剰状態をもたらすのです。

髪の生乾きによる雑菌の繁殖

更には髪の毛を洗った後にも問題があります。適切にドライヤーを使い、タオルでしっかり> 髪を乾かさないと頭皮に湿気が残ります。それは雑菌の格好の繁殖環境になるので、細菌が増殖し、毛穴の炎症の原因になって、薄毛をもたらすのです。

以上のようなメカニズムがあるので、間違った髪の毛の洗い方は薄毛の原因となるわけです。

薄毛、抜け毛が治まる正しい髪の毛の洗い方

ではどのような髪の毛の洗い方をすれば薄毛や抜け毛が起こらないのでしょうか。

薄毛、抜け毛が治まる正しい髪の毛の洗い方とは

1 ブラッシング

まず1つは シャンプー前のブラッシングをしっかり行うことです。これによって剥がれた頭皮や髪の毛の汚れを落とせるので、シャンプーの泡立ちも良くなり、しっかりと頭皮の皮脂を落とせるようになります。

同時にブラシの毛が頭皮を刺激すると、頭皮の血行がよくなり、毛母細胞に栄養が行きわたりやすくなるために、発毛が促進され、薄毛が改善するという面もあります。

2 素洗い

シャンプー前にお湯だけで髪の毛を洗う「素洗い」も重要です。これによって、残った汚れがほとんど落ち、同時にお湯を使って頭皮を揉み洗うことで毛穴が開き、次のシャンプーを使った本格的な洗髪で毛穴の汚れがしっかり落ちる準備ができるのです。

3 シャンプーは手で泡立てる

シャンプーを使って洗うステップですが、ここで重要なことは シャンプーは髪の毛の上ではなく、手の上でまず泡立ててから髪の毛につける、ということです。なぜならシャンプーを直接頭皮につけると、その成分が逆に毛穴に詰まって、頭皮環境を悪化させてしまう恐れがあるからです。

4 指の腹で優しく洗う

髪の毛の洗い方は、指の腹を使って地肌をマッサージするように行うこともポイントです。これによって、頭皮の毛穴の奥まで泡を届かせ、その泡の力によって余分な皮脂を落せるからです。

特にNGな洗い方は、爪を立てて洗うことです。爪は頭皮を傷つけ、炎症を起こしてしまいます。

5 よくすすぐ

薄毛を改善させるには、シャンプー後のすすぎも重要です。ここでも髪の毛のシャンプーを落とすだけではなく、頭皮に残っているシャンプーもしっかり落とすように念入りに、数分かけてすすぐようにしましょう。

6 トリートメントは毛先に使う

またシャンプー後にリンスやトリートメントを使う人も多いでしょうが、これは逆に頭皮にその液剤がつかないように、毛先だけにつけるようにすることが大切です。なぜなら、リンスやトリートメントの成分こそ、毛穴に詰まって炎症を起こす原因になるからです。

そしてシャンプーと同様、余分なリンス剤やトリートメント剤が頭皮上に残ること防ぐために、これらもしっかりすすぎましょう。

7 すぐ乾かす

髪の毛を洗ったらできるだけ早く、しっかり乾かすことも重要です。上で挙げたように濡れたままの髪の毛は格好の雑菌が繁殖環境ですから、まさに薄毛の最大要因になります。逆に頭皮まで含めて乾かし過ぎると頭皮が乾燥し、今度は皮脂の過剰分泌をもたらします。ですからドライヤーなどの熱を直接頭皮に当てないようにしながら、しっかりと髪の毛を乾かしましょう。

シャンプーの選択も重要

更には薄毛を改善させる、あるいは予防するためには、シャンプーの選択も重要です。強いアルコールが配合されているシャンプーは皮脂を落とし過ぎるので、上で述べたように返って皮脂の過剰分泌をもたらすからです。かといって、洗浄力が弱すぎてもシャンプー本来の目的を達成しません。ですから、皮脂を適度に残しながら、適切に皮脂と汚れを落とすアミノ酸系シャンプー などを使用することが重要なのです。

薄毛、抜け毛を進行させる髪の毛の洗い方

ここで挙げたようにな「正しい髪の毛の洗い方」と反対のことをしていると、薄毛、抜けが進行します。整理の意味も含めて箇条書きすると以下のようになります。

  • 頭皮を洗わずに髪だけを洗っている
  • 予洗いをしないなど、洗い方の手順が正しくない
  • すすぎをしっかりしていない
  • 髪の毛の水分を十分に拭わない

一度悪くなった頭皮では髪は生えにくい?

では以上のような解説を読んで、間違った髪の毛を洗い方を自覚し改めたとしたら、薄くなった髪の毛は元に戻るのでしょうか。結論から言えば、頭皮環境を良くすれば髪はまた生えて来る可能性は大きいです。なぜなら、頭皮環境が悪化していても、それが毛母細胞まで破壊していない限り、頭皮環境がよくなればまた毛母細胞が活発に分裂して、発毛が再開するからです。ですので、髪の毛の洗い方を改め、それによって頭皮環境を整えれば、薄毛が十分解消する可能性があるのです。

髪や頭皮に良くないシャンプーとは?

しかし、せっかく正しく髪の毛を洗っても選択しているシャンプーが適切でない場合は、その洗髪の効果は発揮されません。そればかりかシャンプーの影響で、薄毛がさらに進行してしまう可能性もあります。ですから以下で示すような頭皮環境に悪いシャンプーは使わないほうがよいでしょう。

高級アルコール系シャンプー

「高級」アルコールの「高級」は「品質が高い」という意味ではなく、アルコールの構造上の分類です。市販のシャンプーの大部分はこの高級アルコールを原料にしています。なぜなら高級アルコールを使ったほうが、泡立ちがよく強い洗浄力が発揮されるからです。シャンプーに関する知識が少ないと、泡立ちがいい=良いシャンプー、という認識を持ってしまうので、その誤解をあえて正さず、それに便乗した形で開発されているのです。

しかし、洗浄力が強すぎるということは必要な皮脂を落とし過ぎてしまうので、頭皮の乾燥をもたらし、薄毛の原因になります。

石けんまたは石けんシャンプー

石けんで髪の毛を洗っている人は今は少ないでしょうが、しかし敢えて石けん素材のシャンプーを使っている人はいるでしょう。石けんに使われている界面活性剤 は、高級アルコールほど洗浄力はありませんが、しかし頭皮上で皮脂と結合しやすいため、すすぐ時に一緒に根こそぎ皮脂を奪って行ってしまいます。ですので、石けんまたは石けんシャンプーも薄毛の原因になるのです。

シリコンシャンプー

シリコンシャンプーとは、高級アルコール系シャンプーが、頭皮や髪への刺激をごまかすために、アルコールにシリコンをコーティングしているシャンプーです。このシリコンはすすぎが弱いと頭皮に残って確実に毛穴につまり炎症を起こして薄毛の原因になります。

まとめ

■間違った髪の洗い方は薄毛の原因となる
■正しい髪の洗い方
・シャンプー前のブラッシング、素洗いを行う
・シャンプーは手で泡立て、指の腹で優しく洗う
・シャンプーはよくすすぐ
・トリートメントは頭皮に付けず髪先につける
・シャンプー後すぐに乾かす
■毛母細胞が破壊されていない限り、頭皮環境を改善すれば髪はまた生えてくる
■頭皮に良くないシャンプー「高級アルコール系シャンプー」「石鹸シャンプー」「シリコンシャンプー」

毎日何気なくしている洗髪ですが、実はこのように間違った髪の毛の洗い方自体が、薄毛の原因になっている可能性は大いにあるのです。ですから指摘した注意点を守って髪の毛を洗えば、現在薄毛に悩んでいる人も、その悩みが解消されている可能性が十分にあります。ぜひよく読んで実行してみてください。