円形脱毛症でウィッグを使用 『ずれてます』が言えなくて
私の薄毛プロフィール
40代 女性 主婦
薄毛経過&目標・・・子供に言われて初めて気づきましたが、10センチの円形はげが髪の毛の下に隠れるように広がっていました。早く元に戻ってほしいです。
私の薄毛体験談
40代主婦です。子供にお母さん禿げてるねっと言われて鏡を見て、びっくり。10センチの円形はげが髪の毛の下に隠れるように広がっていました。よく見るとはげた中心部からは新しいひよこの毛が産毛としてすでに生えている状態でした。と、言うことはハゲを抱えたまま3か月は経っているということです。鏡で見た時にはとてもとてもショックで今後どうなるのか、心配で眠れぬ日が続きました。
仲の良い同僚に相談したところ、風に吹かれて地肌が見えていたけど言えなかったし、気づいていると思い、私に言わなかったようでした。それ以来気になって鏡を見る毎日です。インターネットで薄毛、円形、育毛などのワードを一日中検索しまくりました。ハゲを発見したことにより私のストレスは最大限に広がっていきました。そして脱毛はあっという間に全体に広がってしまい、ウイッグでの生活が始まりました。
始めは前髪用の部分ウイッグを付け、その上に自毛を載せていましたが追いつかない状態になり、フルウイッグにすることにしました。安いものから高額なものまで数点購入しましたが、どれも襟足は浮いてきます。夏場は群れるし、暑くてとても不快でした。
子供達は、はじめはショックの様でしたが、『ハゲママ~』などと私のウイッグで遊んだり、TVでそのワードが出るたびに『ママ、はげって呼んでるよ~』など徐々にハゲを楽しむようになり、最終的には似顔絵は、はげた私を笑顔で書いてくれるようになりました。ぬけると同時に生えてきたので、『ハゲてないし、スポーツ刈りだわっ』とこちらも返せるようになってきました。
バイト先でも普通にウイッグをかぶっていました。新しい同僚には円形脱毛の事は告げず、当たり前の様にウイッグをかぶっていましたが、ある日忙しいあまりにどうやらウイッグがズレていたようで、それも少しでなく外れそうな勢いでずれていたらしく、一緒に働いていた若い子は、『ウイッグずれています。』の一言がどうしても言えず、上司に本気で相談しているようでした。上司は知っていたため『あー、ハゲさん、ずれっちゃったのね。はは』と笑っていました。上司もどうしていいかわからなかったようです。
薄毛仲間へ一言メッセージ
当人自体はあまり気にしていないのですが、他の人は大変なことになっているーー!とすごく気にしてくれていました。ハゲや、かつらというワードを使うことにやたら気にしたり、若い子は特に緊張して話していたのが面白かったです。もう、開き直るしかないです。いつか生えてくると願って1年半でかなりもとに戻りましたよ。