薄毛の兆候ってある?これで自分も禿げるのではないかという不安を解消出来ます
男性の薄毛は急に進むものではありません。ハゲる前兆があるため、現在薄毛の不安を抱えている人は日頃から注意したいところです。しかしハゲる前兆と言われただけでは、分かり難いと思いませんか?今回の記事ではそんな方のためにハゲる前兆に関する情報をお届けいたします。
薄毛になる前兆とは?
薄毛になる前兆は一つではなく様々です。薄毛になる前兆を知らないと気付いた時には薄毛が広がっていた…という事態になりかねません。人によって異なりますが、主に次のような薄毛になる前兆があります。薄毛になる前兆を予め知っておけば、薄毛対策を早めに開始できるようになります。
枕やクシに付く抜け毛が多くなり始める
髪の毛は1日50本~100本ほど自然に抜けるため、通常の抜け毛であれば問題ありません。しかし以前より明らかに抜け毛の本数が多くなり始めた時は薄毛の前兆である可能性大です。枕やクシに付く抜け毛が細く弱弱しい場合は特に注意しましょう。シャンプーした時のお風呂の排水口に付く抜け毛もチェックしてみて下さい。
分け目が目立ち始める
分け目を髪型で作っている人の場合、以前より分け目が目立ち始めたら要注意です。いつも同じ分け目の人、髪の毛が長い人に良く見られる薄毛の前兆となっています。バイクに乗っておりヘルメットを脱いだ時、頭が雨で濡れた時などに実感しやすいです。分け目が気になる時は定期的に分け目を変える、または髪型の見直しを行うと良いでしょう。
髪の毛のボリュームが減り始める
以前より髪の毛のボリュームが減り始めていませんか?湿気などで髪の毛のボリュームが多少減った場合なら大きな問題ではありませんが、明らかに減った場合は薄毛の前兆である可能性大です。脱毛進行度はゆっくりのため、髪の毛のボリュームが減ってきても分からない事があります。自撮りした写真、免許証の写真などで現在の髪の毛と比較してみて下さい。行きつけの理容室があれば髪の毛のボリュームについて質問してみても良いでしょう。
フケやかゆみが多くなり始める
以前より頭皮のフケやかゆみが多くなり始めた時も薄毛の兆候の可能性があります。頭皮が乾燥しすぎても、皮脂が多くなりすぎてもフケが多くなります。どちらのフケもかゆみの原因となり、頭皮を爪で引っ掻くと傷ができかねません。フケやかゆみから炎症に発展すると、頭皮だけじゃなく髪の毛にも悪い影響が出るために注意が必要です。
薄毛になった人には共通点がある
薄毛に悩まされている2人の知人にはある共通点があるのに気付きました。それは 細かい事を気にしすぎる、薄毛の血統であるという2点です。2つの共通点とも当てはまる人は注意したほうが良いかもしれません。2つの共通点がなぜ薄毛に繋がるのか、詳しくは次をご覧下さい。
細かい事を気にしすぎる
細かい事を気にする性格は悪い事ではありません。人との付き合いや仕事ではかえって良いほうに働く事があります。しかし細かい事を気にしすぎる人は薄毛に要注意です。なぜ薄毛に要注意なのか、それは気疲れによるストレスが溜まりやすいからです。
脳がストレスを感じると交感神経の働きにより、筋肉が収縮します。筋肉が収縮すると血管も収縮し、血流が悪くなってしまうのです。髪の毛は血液から栄養や酸素の供給を受けているため、成長に悪い影響が出かねません。
薄毛の血統である
若い年代の男性でも発症するAGA(男性型脱毛症)は遺伝すると考えられています。代々薄毛の血統である人は、AGAの遺伝子を受け継いでいる可能性が高いです。AGAでは額の生え際や頭頂部の髪の毛が細くなる症状が見られます。側頭部や後頭部は薄くならない事が多いですが、こめかみの上部から薄くなり、M字型になった場合はAGAの可能性があります。
将来AGAになるリスクがどの位あるのか、知りたい時に有効なのがAGA遺伝子検査です。AGAクリニックにて2万円ほどの費用で受けられるため、AGA遺伝子検査が気になる時は来院してみると良いでしょう。
薄毛を作る生活習慣
薄毛は性格や血統だけじゃなく、生活習慣からも作られます。規則正しい生活習慣を日頃から続けている人であれば問題ありません。しかし不規則な生活習慣を続けている人は注意して下さい。特に注意したいのが次の生活習慣です。
偏った食事
好き嫌いの激しい人は食事の内容が偏る事はありませんか?仕事で忙しい人も自炊せずにインスタント食品で済ます事が多くなるでしょう。しかし偏った食事は栄養が不足し、髪の毛の成長が悪くなる恐れがあります。
脂っこい食事ばかりだと頭皮の脂が多くなり、毛穴を詰まらせかねません。食べすぎは肥満から生活習慣病に発展しかねませんので、適度な食事が大切です。
食事から積極的に摂取したいのが、髪の毛の主成分となるタンパク質やビタミン、ミネラルなどの栄養素です。タンパク質は肉類や卵、大豆食品(豆腐や納豆など)、ビタミンやミネラルは緑黄色野菜(カボチャやニンジン、ホウレンソウなど)に多く含まれています。どうしても時間がない時はサプリで栄養補給しても良いでしょう。
睡眠時間が短い
仕事が忙しいなどで睡眠時間が短くなっていませんか?多少短い程度の睡眠時間なら問題ありませんが、短すぎる睡眠時間の人は薄毛になりやすいです。睡眠中に分泌されるのが、髪の毛の成長を促す成長ホルモン ですが、睡眠時間が短すぎると十分な量の成長ホルモンが分泌されません。個人差や年齢ごとに適切な睡眠時間が異なりますが、例えば40代では6時間から7時間ほどの睡眠を取りたいところです。
睡眠導入剤を使用しても寝られないといった睡眠障害が出ている人は睡眠専門医に相談してみて下さい。睡眠専門医の居る病院では一人ひとりの睡眠障害の原因にあった治療が受けられます。睡眠障害が続くと髪の毛だけじゃなく、疲労やストレスの原因となるため、なるべく早く治したいところです。
お酒の飲みすぎ・喫煙
程ほどのお酒であれば問題ありませんが、お酒の飲みすぎは髪の毛の成長に悪いです。なぜお酒が髪の毛に良くないのか、それはアルコールが大きく関係しています。アルコールを肝臓で分解するには多くのアミノ酸やビタミンが必要です。 髪の毛や頭皮にも必要なアミノ酸やビタミンが不足しがちになるため、お酒の飲みすぎは止めましょう。
タバコを吸うと、血管が収縮する為に、頭皮の血行が悪くなります。また、タバコを吸う毎にビタミンCが破壊されていくので、薄毛対策には禁煙が基本です。
薄毛家系が今から出来る予防法
薄毛家系だからといって諦める事はありません。きちんとした予防法さえ行えば、薄毛が始まるのを遅らせる事が期待できます。まずは前述した生活習慣の改善から始めましょう。
さらに育毛シャンプーで日頃から髪の毛や頭皮へのケアを行っておくと薄毛を予防しやすいです。育毛シャンプーの中でもスカルプシャンプーでは髪の毛のボリュームアップが期待できます。薄毛の兆候が出始めたらイクオスやチャップアップなどの育毛剤を使用しても良いでしょう。
AGA(男性型脱毛症)の一番の対策法とは?
AGAによる薄毛の場合はAGA治療 を受けるのが一番の対策法です。いくつかあるAGA治療のうち、AGA治療薬(プロペシアやミノキシジル)の処方が一般的 となっています。AGA治療薬の使用により、期待できる効果は次の通りです。
プロペシア:薄毛の原因と言われる男性ホルモンDHT を抑制する効果
ミノキシジル:血行を促進し、発毛を促進させる効果
プロペシアでは抜け毛の予防が期待できますが発毛促進は期待できないため、薄毛の症状が進行し始めた時はミノキシジルに注目です。
AGA治療はいつ始めたら良い?
しかし薄毛じゃない時にミノキシジルを使用しても、頭皮へのかゆみなどの副作用に悩まされかねません。そこでAGAクリニックにていつAGA治療を始めたら良いのか質問したところ、次のような回答が得られました。
「AGA治療はなるべく若いうちから始めたほうが効果が出やすいです。」「一人ひとりの状況によって異なりますが、抜け毛や薄毛が気になり始めたタイミングで相談して頂き、AGA治療を受けたほうが良いでしょう。」「薄毛の兆候が出ていないのであれば、予防目的でミノキシジルを使用しても効果は期待できないでしょう。」との事です。
運動も行ったほうが良いのか追加で質問したところ、「適度な運動でも頭皮の血行促進が期待できるため、AGA治療と並行して行って下さい。」「ただしAGA治療薬の使用後、ミノキシジルの副作用として動悸を感じる事がある為すぐの運動は避けて下さい。」と言っていました。
まとめ
薄毛の兆候や対策法などについて紹介してきましたが参考になりましたか?重要な点だけまとめると次のようになります。
細く弱弱しい抜け毛の本数が増えたら薄毛に注意
分け目が目立ち始めたら薄毛に注意
髪の毛のボリュームが減り始めたら薄毛に注意
薄毛家系の人や生活習慣が悪い人は薄毛に注意
AGAにはAGA治療を受ける対策法が一番
脱毛進行度がゆっくりのため、家族から指摘されて初めて薄毛に気が付く事がありますよね?薄毛家系の人でもきちんとした予防法、対策法を行えば悩みの解決が期待できるため、今回の記事を参考にしながら実践してみて下さい。