薄毛の敗北者が人生の大勝利者になるまで
【髪が薄くなる前兆と薄毛の悩みの始まり】
現在、30才(男性・既婚)の営業マンとして働く僕の薄毛に悩みが始まったのは、おおよそ大学生の頃です。そもそも、頭髪が薄くなる前兆としては中学生時代に遡ります。体毛が中学生の頃から濃くなり、ヒゲ・胸・腕・脛・お尻など全身の毛がボーボーになり始め、プールや体育の授業などは本当に嫌でした。思春期の頃は第二次成長期なので色々な所に大人の毛が生えますが、流石にゴリラみたいな生徒は自分だけかと思い、友達と一緒に家電量販店へ家庭用の体毛処理機ソイエを買いに行きました。
しかし、店員さんが運悪く女性しかおらず、とても太った男(しかも十代の学生)がソイエを買う事が恥ずかしく、友達に頼み込んで、千円渡して代わりに購入して貰いました。自分で頼んでおきながら、友達のソイエを購入してる姿を見て笑ってしまい友達に怒られたのはいい思い出です。
【M字ハゲの進行 あだ名は前髪スダレマン】
ソイエを買ったお陰で体毛は何とかなりましたが、今度は頭髪の毛がやけに抜ける薄毛の日々が始まりました。犬を飼っていたので、時期的な抜け毛のシーズンだとタカをくくっていたら、高校生の頃からだんだんとM字ハゲになってきました。そこで薄毛に効くシャンプーをホームセンターで買い、海苔を食べたり頭皮マッサージをしたりして育毛を心がけました。その努力も報われず、仕方なく前髪を下ろす事でM字ハゲは誤魔化せましたが、仲のいい友人からは前髪スダレマンというアダ名をつけられました…。薄毛に関しては男子は主に笑っているだけですが、女子の汚物を見るような目線には耐えられませんでした…あれは心が折れます。薄毛に彼女は出来ないと絶望しましたね。
【ハゲを武器に就活に挑み大勝利】
弟と喧嘩した時にも「ハゲ、毛むくじゃら!」と言われます。そして受験生として受験勉強中にM字ハゲは進行し、とうとう誤魔化せなくなって来たので受験が終わると同時に金髪にしました!薄毛でどうせなくなるなら金髪にしとけ!という思いで金髪にしたまま高校の卒業式を終えた僕は、大学生になると同時に薄毛とサラバするように頭を丸めて坊主にし、悟りを開いたように大学生生活を送りました。就活をする時も必ず地肌の見えた坊主頭の事を聞かれるので、「ハゲたので丸めました!」と元気よく答えてたら内定がそこそこ出てハゲ効果を実感しました。ハゲは目立ちやすいので、ハゲを武器に就活に挑み、大勝利を収めたのです。
【薄毛の大敵は自身の「プライド」です】
もう薄毛に悩んで色々もがくなら潔く髪を丸める事です。薄毛対策なんてお金と時間のムダです。ハゲてても、見た目だけで判断しない女性は存在しますし、誠実さが伝われば彼女だって出来ます。カッコつけはいつまでも続きません!今では結婚もし子供もおり、トップの成績を誇る営業マンとして仲間達の前では滑っても、お客様の前では滑らない事をモットーに営業活動にハゲんでおります!