男はハゲの悩みを克服して一人前
私の薄毛プロフィール
65歳 男性 既婚
薄毛経過&目標・・・自分の薄毛については大学時代のある事件と、それに関連して行ってきた私の行為が間違いなく原因しています。今の状況はというと、つむじも額もかなり広くなり、髪の毛も随分と少なく、全体的に地肌が透けて見えています。昔は随分薄毛が気になりましたが、もうこの歳ですので大して気になりはしませんが、それでも時々、髪の毛がフサフサだったらまだまだいい男なのに、なんて思うこともあります。
私の薄毛体験談
昨年の12月で私は、ついに国家公認の高齢者になりました。63歳で勤めてきた製薬会社を退職し、現在は65歳となり、職場結婚した妻と2人暮らしです。私が薄毛を気にし始めたのは入社してまだ間もない頃でした。その事件というのは、当時、私はテニス同好会に入会していて、夏の合宿の時に民宿で風呂に入っていた際、一緒に入っていた友達がふざけて、座って頭を洗っていた私に頭からお湯を掛けたのです。友達もそんなには熱くないと思っていたらしいのですが、これが熱湯でつむじを火傷してしまいました。それが原因で、つむじの周りの毛が抜けて少し薄くなってしまいました。私はそれ以来、ヘアースプレーで髪を固めて薄くなってしまったつむじの部分を隠すようになりました。それが段々とエスカレートし、多少の風が吹いたくらいではビクともしないぐらいバリバリに髪を固めてから大学に通うようになりました。そんな生活が長く続き毛根を凄く痛めてしまったようです。
大学を卒業して製薬会社に就職してからは、ヘアースプレーは使わなくなりました。まだその頃は薄いとは言っても、今の頭ように不毛地帯にはなっていませんでした。ただ、風呂に入る度にかなり毛が抜けるので、心配で仕方がありませんでした。当時はまだAGAなどという言葉もなかったし、薄毛を専門に扱うクリニックもありませんでしたが、とりあえず皮膚科には通いました。先生からは脂漏性湿疹と言われ、フロジンという緑色の薬が処方されました。暫くこの薬を使っていましたが、効き目が実感出来なかったので、皮膚科通いは止めてしまいました。
それ以降、私は色々な育毛剤を試すことになりました。順番ははっきりとは覚えていないので順不同ですが、加美乃素、柑気楼、フローリン、紫電改、リアップなどです。これら以外にも何か胡散臭そうなものも幾つか使っていました。一度こんなことがありました。紫電改を使っていた時の出来事です。この紫電改という育毛剤にはブタ毛のブラシが付いていて、紫電改を頭に摩り込んだ後に、そのブラシで頭を叩いて刺激するのです。当時、テレビでもよくCMが流れていました。その頃は、私は既に結婚していて、紫電改を頭に付けた後に、妻にブラシでつむじを中心に叩いてもらっていました。すると妻が叩いていた手を止めて急に「ごめん」と言うのです。どうしたのかを聞くと、つむじから血が滲み出したと言うのです。そんなこんなで、紫電改も効果は得られず、敢え無く撃墜されてしまいました。
また、こんなこともありました。会社の忘年会や旅行では、何時も若手が宴会芸をやらされます。私と同期の連中は皆大学のサークルなどで色々とやらされてきたみたいで、芸達者な奴ばかりでしたが、私には特にそのような出し物はありませんでした。一度苦し紛れに「あたまーのてっぺんに、毛がないぞっ、毛がないぞっ」と振りを付けて歌い出し、最後は「ぼーくはおハゲのキューターロオ」と即興で替え歌を歌ったところ、大爆笑でした。それ以降、何か宴会がある度にこれをやらされる羽目になってしまいました。
薄毛仲間へ一言メッセージ
私は皮膚科を受診して以降、数々の育毛剤を試して来ましたが、結局のところ抜け毛に歯止めを掛けることは出来ませんでした。若い頃は相当に悩みましたが、今では冒頭にも書いた通り、それほど薄毛も気にはならなくなりました。昔の私と同様、今現在薄毛で悩んでいる全国の「おハゲのQタロー」に私からのメッセージです。「女はハゲの良さが分かって一人前」、「男はハゲの悩みを克服して一人前」